<< 和と洋のバランスに配慮して作った新年の装花 >>
会社の年賀状用写真のために作ったもの。
テーマは新年のパーティ。
吊り方と、お正月の雰囲気を出しつつ和のイメージが強くなりすぎないこと。
この2点に最も気を配った。
枝を組み合わせて吊り、そこにあせびを挿して全体のシルエットを作る。
外側と内側で色の対比が美しい糸菊は、数を控えてポイント使いすることで和の雰囲気を醸し出すのを抑え、雲龍梅もシルエットが強調されすぎないよう敢えて上のグループに挿した。
いつものやり方と変えたのは、花を散らすこと。
バンダを左に多めにしたり、胡蝶蘭を右に多めにしたり。
ケーキはエディブルフラワーでデコレーションする。
テーブルのスタイリングに使った花器はベルギーのブランドのもので、墨絵風な柄が特徴でありながら和風にはならない今回のテーマに合ったデザイン。
高低差をつけて3種配置する、流木を置く、テーブルの上に花を直置きするなどしてリズム感を出している。